競技会でコース図を受け取った時、多くのハンドラーは「唯一の正解」を探そうとします。しかし、トップレベルのハンドラーは、一つのコースに対して複数の選択肢、つまり「プランA」「プランB」を頭の中に描いています。今回は、一枚のコース図から複数のハンドリングパターンを導き出すための思考法について解説します。
アジリティ競技で複数のハンドリングプランが必要な理由
複数のプランを持つことで、本番での適応力が高まり、リスク管理が可能になります。また、選択肢を探す過程でコースへの理解が深まります。

コース図から複数プランを導く3ステップ思考法
以下の3ステップで思考を整理することで、誰でも複数のプランを考え出すことができます。

1.ステップ1:コースの「課題箇所」を特定する
2.ステップ2:「プランA(理想の走り)」を組み立てる
3.ステップ3:「プランB(安全策)」と「プランC(創造的な策)」を考える
実例で学ぶ|フロントクロスとリアクロスの使い分け
例えば、[ジャンプ] → [ジャンプ] → [トンネル] というシンプルなシーケンスでも、フロントクロス(プランA)とリアクロス(プランB)という二つの選択肢が考えられます。

まとめ|柔軟な戦略でアジリティ競技の成績を上げよう
優れたハンドラーは、優れた戦略家でもあります。コース図を前にした時、「正解は一つではない」という視点を持つことが、その第一歩です。次のウォークスルーでは、ぜひ「プランA」と「プランB」の2つの選択肢を考えてみてください。
参考文献
[1] OneMind Dogs. “Choosing the Best Agility Handling Techniques for Your Team”. OneMind Dogs Blog.
[2] FX Agility. “The Five Phases of Course Analysis”. FX Agility Blog.

